お客様やお問い合わせの多い質問について、なるべくわかりやすく回答していきます。
ポイント
売り上げにつながるの?従業員のために払える?
Q.経費ってどこまで認められるのでしょうか。
A.「行っている事業に関連している経費のうち関連している割合分」
と理解するのがいいと思います。
もっと簡単に言えば
「売り上げにつながる支払か」という観点で考えるといいと思います。
解説
▼売り上げにつながる?
基本的には「その事業に必要なもの」が経費になります。
例えば、お客様の接待でいく料亭やキャバクラなどの飲食代、
ゴルフなどの遊興代は経費になるでしょう。これは「それが次の仕事につながる」から。
でも同じ料亭、キャバクラ、ゴルフに法人の社長や社長家族が行っていたら、
それは「次の仕事につながる」と言えるかというと…。
▼従業員のために払える?
このような話になると、
「おれがジムに行くのは見た目を良くして清潔感を出す、営業のためだ!」
「このセミナーは将来の仕事につながるんだ!」
などという疑問がでてきます。
このような時も使える“問い”があります。
「それ、自分の雇っている従業員のために払いますか?」
例えば、
「仕事のためにネイルしたんで経費にしてください」と言ってきたら…
「家で明日の仕事のためにいい布団買ったんで経費にしてください」と言ってきたら…