-
中小企業・個人会計・税務お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。 ポイント 収入と支出を集計して、ネットで作成可能!税理士は頼んでも頼まなくてもOK Q.確定申告はどうやるのでしょうか。必ず税理士が必要でしょうか。 A.一番手軽なのは収入と支出を集計して、国税庁のHPで作成することです。 税理士は必ずしも要りません。 解説 確定申告は税金を確定させる申告のこと 必要な情報や書類を集める→計算する→申告書を作る→提出して納税する というザッくりと4ステップです。 また、現在はインターネットやソフトウェアの発達
-
コラム・Q&A中小企業・個人お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。 ポイント 「1年の税金を確定させる申告」。 事業を行っている方、2か所から給与をもらっている方などは確定申告が必要。 必要でなくてもしたほうがいい場合も。 Q.よく聞く確定申告って何ですか?何が大変なんですか? A.1年間の税金を確定させる申告作業のことです。 前年1年間の税金を3/15までに申告します。 解説 確定申告は一年間の税金を確定させるための申告のこと。 1年間の収入の集計、経費の集計をしたうえで、所得控除(医療費控除、生命保険料控除
-
コラム・Q&A中小企業・個人今回で経費に関する考察は最後です。 最後は、事業関連割合による自己否認についてです。 事業関連割合と自己否認の二つに分けて考えてみます。 事業関連割合 事業関連割合とは、読んで字のごとく、その経費が事業に関連している割合です。 例えば、水道光熱費。 職場の水道光熱費は100%関連しているので、100%経費になる。 一方、自宅にも作業場を設けており、平日のうち1日は家で仕事をしている場合、 1か月の光熱費×1/7日/週×4週(1月)分×書斎のスペース分 は事業に関連しているといえそうです。 逆もまたしかりで、例えば、 事業用に
-
コラム・Q&A中小企業・個人前回までの続きで、経費に関する考察です。 今回は法人と個人の違いです。 前回と近い部分もありますので混乱しないようにお気を付けください。 法人と個人の経費の違いとは 前回までで、行っている事業に関連しているかということが経費として認められるか(損金算入できるか)に関係するということは触れました。 では、法人と個人では何が違うかというと 法人のほうが比較的経費として認められる範囲が広い ということ。 法人とは これは、法人という存在そのものが関わっています。(ここでは法人=会社) というのも、会社というのはその存
-
コラム・Q&A中小企業・個人今回は経費に関する考察の2段階目。 事業の内容による、です。 Q&Aでも回答してきましたが、経費の範囲は人によって、事業によって大きく変わります。 例えば税理士 私達税理士が、映画や舞台を観に行く、テーマパークに行く、漫画を買う、髪を切る、ネイルをする、 お酒を買う、クラブに飲みに行く、いいホテルに泊まる、といったことをした場合、 経費になるかというと結構難しいと思います。 他の業種だと でもこれが、 演出家や俳優が映画や舞台を観に行く テーマパーク運営会社の方がライバルのテーマパークに行く 漫画家が漫画を買う 美
-
コラム・Q&A中小企業・個人経費に関する質問が多い理由は この経費に関するご質問は非常に多いです。 この経費について、皆様のご質問の意図や内容をよくよく伺っていると、 ・漠然と「経費にしたい!」という考え(私達税理士でも同じ) ・経費にできる=得という考え ・「経費にできる」という言葉の一人歩き のような状況が見受けられます。 ここでは、経費についてよく理解されたい方は読み進めてください。 そうでもない方はほかのQ&Aの記事をご覧ください。 https://pision.jp/qa/108/ https://pision.jp/qa/112/ https://pision.j
-
コラム・Q&A中小企業・個人お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。 ポイント:経費と考えられるのはかなり広い!だからあえて私的な支出と分けると効果的 Q.カウンセラー、占い師、セラピストの税金や経費について教えてください。 A.基本的に本業としてやられていれば確定申告が必要だと考えられます。 経費については、ご自身の研究、練習、勉強のための経費から、 お客様のための備品などまで、広く認められると考えられます。 解説 確定申告 カウンセラー、占い師、セラピストなどの業種の方は基本的には個人事業主で
-
コラム・Q&A中小企業・個人お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。 ポイント:経費はかなり広い!だからあえて私的な支出と分けると効果的かも Q.執筆業(ライター)、漫画家などの経費について教えてください。 A.個人の場合で一定規模があれば確定申告が必要です。 また、経費についてはかなりの広く認められる可能性があります。 きちんと記録(どう仕事に関係するか)や証拠(レシート)の保存をしておくことやあえて私的なものをきちんと除くことが効果的です。 解説 一定規模の場合には確定申告が必要です。 確
-
コラム・Q&A相続・不動産お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。 ポイント:個人の場合には経費の範囲がかなり狭い!法人なら定款や事実を確認! Q.不動産賃貸業の税金や経費について教えてください。 A.不動産賃貸業の場合には、個人の場合も不動産所得として確定申告が必要です。 また、経費と認められる範囲は狭いです。ただ、法人の場合は範囲が広くなる可能性もあります。 解説 副業や相続によって不動産(ワンルームマンションから一軒家、一棟ものまで)をお持ちの方からよくご質問があります。
-
コラム・Q&A中小企業・個人お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。 ポイント:面貸しの場合には申告しましょう!私服は厳しいか…。 Q.美容師の税金について教えてください。 A.面貸しで美容師をしている場合には確定申告が必要です。私服代は基本的には厳しいです。 解説 美容師さんの場合、 従業員である美容師としてお給料をもらっている場合 と、 面貸しで美容業行っている場合 があると思います。 基本的には確定申告は後者の場合に関係があります。 [caption id="attachment