「消費税」の記事一覧 (5)
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コラム・Q&A消費税前回 は消費税のごく基礎的な内容をご紹介しました。 中でも、「1,000万円」という基準について解説しました。 今回はこの「1,000万円」の基準について、その例外をご紹介します。 ・1,000万円の基準の復習 ・2期前が1年間より短い場合 ・新しく設立した法人の場合 ・大きい法人の子会社の場合 ※平易な説明にするため多少正確ではない表現が含まれます※ 1,000万円の基準の復習 まず前回の復習です。 消費税の申告をしなければならないのは、「2年前の売上額が1,000万円を超えた場合」でした。 例えば、2020年で初めて一年間の売上が1,000万円を超えたとすると、2
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中小企業・個人消費税”1,000万円で消費税が変わる”といった漠然とした情報のみで、 詳しくは知らない方が多い消費税の仕組みについて、 ご紹介します。 ※超入門の基礎編なので、特例などに該当する事業者様は要注意してください※ ・消費税の大原則 ・1,000万円とは? ・簡易課税とは? 消費税の大原則 消費税の仕組みは、 「(預かった消費税)- (払った消費税)= 余った消費税を納付(マイナスなら還付)」 です! 話を少し具体的にすると… A:売上の時に請求してもらっている消費税 B:仕入れ、車の購入、様々な経費の支払いの時に支払っている消費税 C:A-B のCがプラスなら納税、マイナ
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消費税納税・手続・統計昨今にわかに認識や問題意識が広まりつつある消費税、いわゆるインボイス制度。 なんとなく理解している方はいても、実際何が変わるのか、どのような影響があるのか きちんと理解しきれていない方も多いのではないでしょうか。 特にインボイス制度の導入の目的の一つになっている消費税の免税事業者にとっては、 かなりの影響があります。 今回は、インボイス制度における免税事業者の取り扱いのうち、下記をポイント解説します。 ・インボイス制度の概要は? ・免税事業者への影響は? ・免税事業者も登録したほうがいいのか? ・免税事業者が登録する場合の方法は? インボイス制度の概要は?
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外国・国際税務消費税消費税のかかる取引の要件の一つとして、「国内」があります。 では、宇宙空間での取引は「国内」にあたるのでしょうか? ◆民間宇宙ビジネスは急成長分野 米イーロン・マスク氏が設立したスペースX社は、 民間企業の製造・所有する宇宙船を用いて、 初めて国際宇宙ステーション(ISS)への有人飛行に成功。 堀江貴文氏も「世界一低価格で便利なロケット」の開発を目指すと、 宇宙ビジネスに参入していますが、 人工衛星の打上げ費用は2億ドルはかかると言われていた時代もありました。 近年では6,000万ドルまで削減することに成功したそうです。 ◆20年前に人工衛星の消費税の取扱い
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コラム・Q&A消費税原状回復費用とは、アパートやマンションなどを賃借していた人が退去するとき。 次の入居者のためにもとのきれいな状態に直す工事費用です。 この原状回復費用について、一般的な知識と会計税務の取り扱いを確認しましょう。 ・原状回復費用はだれが負担するか? ・原状回復費用の消費税は? ・一般的な感覚と会計税務の違いは? 原状回復工事費用はだれが負担するか? 昔は、原状回復費用は賃借人がすべて負担することが多かったようです。 ただ、裁判まで発展することも多々あり、その結果、 「年月を経ることによる通常損耗(壁紙の劣化等)は賃借人が賃貸人に支払った家賃で填補されている」