普及率が伸び悩むマイナンバーカードの普及を目指し、政府があの手この手の施策を打ち出しています。

未取得者に対しては、今年中に申請書を発送するそうです。
菅首相は「2022年度中にほぼ全ての国民に行きわたるようにする」と述べますが、
取得者に明確なメリットが見いだせない現状では、達成への道筋は甚だ不透明です。

菅義偉首相は

政府のデジタル作業部会で、
「2022年度末にほぼ全ての国民にマイナンバーカードが行きわたるようにする」と発言しました。
しかし現状をみるとカードの取得枚数は約2500万枚と2割にとどまり、
制度開始から5年目を迎えようとする段階にしては、あまりに低調となっています。
これまで公務員への取得勧奨などを行ってきましたが成果は乏しく、
コロナ対策の特別定額給付金を先行して申請できるメリットをアピールしたものの爆発的な取得者増にはつながりませんでした。

手詰まり感が漂うなかで、政府の次なる一手は、未取得者への申請書の発送です。

今年中に、申請サイトへのリンクを埋め込んだQRコードを記載した申請書を約8千万人の未取得者に送付します。
また利便性向上の一環として、カードのパスワードを忘れた時の再設定手続きや更新手続きなどの
一部業務を郵便局に委託し、役所に行かなくても手続きができるようにする方針も示しました。
しかしカード取得自体に対するメリットを示さなければ、全国民への普及計画は絵に描いた餅と言わざるを得ない状況です。

<情報提供:エヌピー通信社>