お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。

ポイント
「1年の税金を確定させる申告」。
事業を行っている方、2か所から給与をもらっている方などは確定申告が必要。
必要でなくてもしたほうがいい場合も。

 

  1. Q.よく聞く確定申告って何ですか?何が大変なんですか?
    A.1年間の税金を確定させる申告作業のことです。
    前年1年間の税金を3/15までに申告します。

 

解説

確定申告は一年間の税金を確定させるための申告のこと。

1年間の収入の集計、経費の集計をしたうえで、所得控除(医療費控除、生命保険料控除、扶養控除、ふるさと納税、社会保険料控除など)を適用して、
申告書を作成、提出、納税(還付の場も)します。

何が大変なの

「確定申告は大変」「面倒」といった声を毎年必ず耳にします。多分、
1年間の収入や支出(経費)を集計したり、領収書や請求書を集めたりしなければならないことが大変です。

対策としては、

・毎日、毎週、毎月といった頻度で書類の整理や記録をする
・会計事務所に丸投げする
といったことがあります。

でも、前者は結局やらない(やれない)でさらに自分の首を絞めることに。

後者はというと、すごく雑な申告だったり、結局自分でやるのと変わらないくらい大変だったり、報酬が高かったりと…。

 

弊所でおすすめしているのは

freeeやマネーフォワードといったクラウド会計ソフト。
クラウド会計ソフトを預金口座、アプリ、クレジットカード、アマゾンなどのネットショッピング系のアカウントなどと連携すること。
そうすると自動で金額、内容、日付などを収集して、集計できます。

確定申告しなくてはならない人

確定申告しなくてはならない人は何パターンかあります・
・給与がある方  :2か所で給与をもらっている/2,000万円以上の収入がある
・副業がある方  :年間20万円をこえる収入がある
・事業をしている方:大体みんな

確定申告したほうがいい人

・家族の医療費が合計10万円以上ある
・ふるさと納税たくさんしている
・事業をしていて、源泉徴収されている
・バレないっしょ、と思って申告していない方

 

落とし穴

確定申告するしないの落とし穴というか、自分ではしなくてはいけないと気づきにくいのが
上記の「事業をしていて、源泉徴収されている」パターンというか源泉徴収されているかどうかよくわからない業種の方。
多いのはデザイナー、カメラマン、風俗業(キャバクラや風俗店など)の方。
その報酬から源泉徴収されることが多いですが、支払う側が源泉徴収をしていたりしていなかったり、明細が在ったり無かったり…。

単純な入金額=収入金額ではないので、よくよく内容を検討しないといけません。