お客様からの質問やお問い合わせの多い事柄について、なるべくわかりやすく回答していきます。

ポイント
収入と支出を集計して、ネットで作成可能!税理士は頼んでも頼まなくてもOK

 

  1. Q.確定申告はどうやるのでしょうか。必ず税理士が必要でしょうか。
  2. A.一番手軽なのは収入と支出を集計して、国税庁のHPで作成することです。
    税理士は必ずしも要りません。

 

解説

確定申告は税金を確定させる申告のこと
必要な情報や書類を集める→計算する→申告書を作る→提出して納税する
というザッくりと4ステップです。

また、現在はインターネットやソフトウェアの発達もあり、税理士に頼まなくてもご自身でできることが多いです。
私達の周りでも、(私たちが税理士だとわかっていても)ご自分で確定申告をしている方が多くいます。

必要な情報や書類

まず必要な情報や書類を集めます。

収入や経費の情報や書類源泉徴収税額が確認できたり、架空経費でないことが確認できるように
所得控除関係ふるさと納税の領収書、生命保険料控除証明書、医療費の領収書等々

ざっくりとこのような書類です。

 

計算

書類や情報が集まったら、集計していきます。
年間の収入額はいくらか、経費は項目(交通費、通信費、雑費など)毎にいくらかをまとめていきます。

申告書

計算が終わったら「国税庁 確定申告」などと検索して、確定申告書作成コーナーを開きます。
あとは説明に従っていろいろと入力していくだけ。
最後に印刷して提出(郵送か持参)か、e-taxか選択します。
おすすめは印刷して提出です。

(なぜかというとe-taxは多分わざと世界で一番使いにくく設計されたシステムだからです)

 

提出して納税する

印刷したら、ハンコを押したりして、郵送or税務署に持参します。

必ず2部もっていきましょう。1部は返してもらって、控えとして保存しておきます。

不動産購入の時、保育園の申請の時、事業用の口座開設の時など、何かと確定申告書が必要になります。

 

そして、忘れてはならないのが納税

納税の方法としては

・QRコード決済(HPでQRコード発行→コンビニで納付)
・e-taxシステムを使って電子納税
・振替納税(引き落とし)
・クレジットカード納付
・税務署で納付

おすすめはQRコードかクレジットカードです。
振替納税も、毎年申告する方は楽でいいと思います。
e-taxシステムを使って電子納税は、e-taxシステムが世界一使いにくいので選択しないほうがいいと思います。