目次

【はじめに

【譲渡所得とは】

【譲渡所得の計算方法】

【所有期間による税率の違い】

【特例について】

【確定申告の必要の有無】

【確定申告ご依頼までの流れ】

【お客様の声】

 

 

【はじめに…】

 

不動産(土地・建物など)の売買は、年間約130万件、平成18年頃から減少傾向にありましたが

近年徐々に増加傾向にあります。

不動産の売却といっても様々な形態があり、このページでは、売主が個人である場合を想定して

ご説明させていただいております。

不動産の売却することにより、税金が発生することはご存じですか?

不動産の売却による税金計算や申告は特殊で、毎年ご自身で確定申告されている方であっても

いつもの確定申告に加えて、特殊な申告書や資料を添付する必要があり

正しく申告できていなかったり、税金を余計に納付しているケースがよく見受けられます。

私たちは、その方々のお力になれればと思い、譲渡所得の確定申告のお手伝いをしています。

 

 

【譲渡所得とは】

 

個人が不動産(土地・建物など)を売却したことによって生じた所得(売却価格から

購入時の価格等を差し引いたもの)を譲渡所得といいます。

譲渡所得に対しては、他の所得と分離して所得税と住民税が課税されます。

なお、譲渡所得がマイナスの場合には課税されることはありません。

 

 

【譲渡所得の計算方法】

 

譲渡所得の金額は、下記の算式により計算します。

譲渡所得=譲渡収入金額※①-(取得費※②+譲渡費用※③)

※①:土地・建物の売却代金、固定資産税等の精算金

※②:「土地・建物の購入代金と取得に要した費用の合計額」と

   「譲渡収入金額×5%」のいずれか大きい金額

※③:売却するために直接かかった費用

  例)測量費用、印紙代、建物取り壊し費用など

 

 

【所有期間による税率の違い】

 

土地・建物を売却した年の1月1日現在において、所有期間が5年以下か、5年を超えるかにより

「短期譲渡所得」か「長期譲渡所得」かを判断します。

また、居住用か非居住用かによっても税率は変わります。

 

短期譲渡所得の税率:39.63%(所得税30.63% 住民税9%)

長期譲渡所得の税率:20.315%(所得税15.315% 住民税5%)

 

所有期間が10年超、かつ、居住用の場合

課税譲渡所得6,000万円以下の部分:14.21%(所得税10.21%・住民税4%)

課税譲渡所得6,000万円超の部分:20.315%(所得税15.315%・住民税5%)

 

 

【特例について】

 

土地・建物の状況に応じて、下記のような特例が適用できる場合があります。

・マイホームを売却した場合:居住用の特別控除(3,000万円控除)、軽減税率の特例

・マイホームを売却して、譲渡損失が出た場合:譲渡損失の損益通算

・収用などにあった場合:収用等の特別控除(5,000万円控除)

・相続により取得した財産を売却した場合:取得費加算

・マイホームを買い替えた場合:特定の居住用財産の買換えの特例

 

 

【確定申告の必要の有無】

 

譲渡所得が生じた場合には、確定申告をする必要があります。

しかし、ちょっとくらいなら申告しなくても大丈夫と思っているあなた!

不動産を売却した場合には、登記の所有者が変わります。

税務署は、その変更の情報を法務局からもらい、誰が不動産を売却したかを把握しています。

譲渡所得が生じたか否かまでは判断できませんが、利益が生じると思った不動産について

申告がなされない場合には、税務調査が入る可能性があり、本来納付する税金にプラスして

ペナルティを受ける可能性もあります。

従いまして、譲渡所得が生じる場合には、確定申告はちゃんとしておいた方が良いです。

 

 

 

【ご利用料金】

 

収入の種類、売却金額、特例の有無によって異なります。

例)

会社員で売却収入3,000万円の場合(特例の適用なし)、14.5万円(税抜)

年金受給者で売却収入7,000万円の場合(居住用の特別控除の適用あり)、24.5万円(税抜)

 

 

【確定申告ご依頼までの流れ】

 

STEP① ご相談・・・まずは、上部右上メールまたはChatworkよりお気軽にお問い合わせください。

 

STEP② ご面談・・・ご来社にて、ご面談させていただきます。

 

STEP③ 資料送付・・・必要書類を弊社ご郵送いただきます。

 

STEP④ 納税または還付・・・弊社にて作成後、納税額または還付額をメール等によりご連絡させていただきます。

 

 

 

【お客様の声】

 

S.Tさま 東京都 男性 64歳

私は去年に自宅を売却し、老人ホームに移りました。

その際に、Pision合同会計事務所さんをご紹介いただき、確定申告のお願いをしました。

相続により取得した土地に、家を建てましたので、購入時の資料が中々見つからず

大変でしたが、先生のご指導もあり、無事申告する事が出来ました。

息子より少し下くらいの若い先生でしたが、色々わかりやすくご説明いただき、とても信頼できました。

ありがとうございました!

 

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品川区五反田で、中小企業のパートナーとして、共に未来を描くことを使命としている会計事務所。
クラウド会計(MFクラウド、freee)、担当者変更なし、税理士が直接担当するなど、
次世代の会計事務所、税理士を標榜